LINE電話が録音できるようになった!簡単な設定方法と詐欺電話対策

電話で話した内容を、あとからもう一度確認したいと思ったことはありませんか?

「家族との約束を忘れてしまった」
「病院やお店との電話で、大切な説明を聞き逃した」
「知らない番号から電話があり、詐欺ではないか心配になった」

そんなときに役立つのが、スマホの通話録音機能です。

最近、LINEから「LINEで電話をしながら録音できる機能がつきました」という案内が届いた方もいると思います。

実は、2026年10月27日にLINEヤフーが発表した新機能です。

今回は、LINEの通話録音機能とは何か、どのように設定するのか、詐欺電話が心配なときにどう役立てるのかを、できるだけ簡単に説明します。

LINE電話が録音できるようになった!簡単な設定方法と詐欺電話対策

LINEに通話録音・録画・文字起こしができる新機能が登場。LINEラボでの設定方法、録音データの確認方法、詐欺電話への備え、iPhoneやAndroidの通話録音との違いをシニアにもわかりやすく解説します。

1.そもそもスマホで通話を録音できるの?

はい、スマホには通話を録音する機能が用意されている場合があります。

ただし、電話の種類によって違います。

  • LINE電話:LINEアプリの「通話レコーディング」機能で録音できます。
  • 通常の電話:iPhoneやAndroidの機種、OSのバージョン、利用地域などによって対応が異なります。

ここで注意したいのは、LINEの通話録音と、携帯電話会社の回線を使った通常の電話の録音は別の機能だということです。

LINEで録音できるようになったからといって、普通の電話もすべて録音できるようになったわけではありません。

2.LINEの「通話レコーディング」とは?

LINEの新機能では、次のことができます。

① 音声通話の録音

LINEで話した会話を音声データとして保存できます。

② ビデオ通話の録画

ビデオ通話では、映像と音声を記録できます。

③ 音声通話の文字起こし

音声通話の内容を自動で文字にして、あとから読み返すことができます。

たとえば、家族との電話で「来週の何曜日に会う」という話をしたとき、あとから録音や文字起こしを確認できます。

ただし、文字起こしは聞き間違いや変換ミスが起こることもあります。大切な日時や金額は、必ず元の会話や相手への確認をしましょう。

3.LINEの通話録音を設定する方法

この機能は、LINEの「LINEラボ」から設定します。

LINEラボとは、新しい機能を正式提供前に試すことができる場所です。

設定の手順
  1. LINEアプリを開きます。
  2. ホーム画面の右上にある「歯車マーク(設定)」を押します。
  3. 「LINEラボ」を選びます。
  4. 「通話レコーディング」をオンにします。

これで事前設定は完了です。

※機能が見つからない場合は、LINEアプリを最新版に更新してください。対応バージョンは26.16.0以上です。順次提供のため、まだ表示されない場合もあります。

実際に録音する方法
  1. LINEで相手と1対1の音声通話、またはビデオ通話を始めます。
  2. 通話画面に表示される「レコーディング開始」を押します。
  3. 録音・録画が始まります。
  4. 終了するときは「一時停止」を押します。通話を終了した場合も記録は終了します。

ここで大切なポイントがあります。

録音を開始すると、自分だけでなく相手にも音声案内が流れます。

相手の画面にも「相手が通話レコーディング機能を使用中」と表示されます。

つまり、相手に知らせずにこっそり録音する機能ではありません。

4.録音した内容はどこで確認できる?

録音したデータは、通話終了後に確認できます。

基本的な確認方法は次のとおりです。

  1. LINEのトーク画面を開きます。
  2. 相手とのトークルームを開きます。
  3. 通話履歴に表示される「通話レコーディング」を押します。
  4. 確認したい録音ファイルを選びます。

また、設定画面からも確認できます。

「ホーム」→「設定」→「通話」→「通話レコーディング」→「レコーディングファイル」

録音した音声は再生でき、文字起こしを利用した場合は文字でも確認できます。

5.詐欺電話かな?と思ったときに役立つ?

ここは、ぜひ知っておいていただきたいところです。

最近は、警察官や役所の職員、銀行員などを名乗る詐欺電話が問題になっています。

電話口で、

  • 「あなたの口座が犯罪に使われています」
  • 「今日中に手続きしないと口座が止まります」
  • 「警察の捜査に協力してください」
  • 「誰にも話してはいけません」

などと言われると、慌ててしまいますね。

録音機能は、相手の話をあとから確認したり、家族や警察に相談するときの参考にしたりするのに役立つ可能性があります。

ただし、次のことを忘れないでください。

録音よりも、まず電話を切ることが大切

詐欺かもしれないと思ったら、無理に録音を始めようとしなくても構いません。

  • お金や口座の話が出たら、いったん電話を切る
  • 暗証番号やパスワードを伝えない
  • SMSなどで届いたリンクを押さない
  • 相手が教えた電話番号には折り返さない
  • 自分で調べた公式の連絡先や、警察相談窓口「#9110」などに相談する

詐欺の相手は、録音されていると分かれば通話を切るかもしれません。また、録音したからといって相手の身元が確認できるわけではありません。

詐欺電話への一番の対策は、相手の言葉を信じてその場で行動しないことです。

6.通話録音は、こんな場面でも役立つ

録音機能は、詐欺対策だけのものではありません。

① 家族との約束を忘れないために

「何日の何時に病院へ行く」
「孫が遊びに来る日」
「買い物を頼まれた内容」

など、あとから確認したい会話を残しておけます。

② お店やサービスの説明を確認する

修理やサービスの説明など、聞き慣れない内容をあとから確認するのに役立ちます。

ただし、相手が録音に同意していることを確認し、契約などの重要事項は書面でも確認しましょう。

③ 仕事や地域活動の打ち合わせ

電話で決めた日時や役割分担などを、あとから振り返ることができます。

④ 大切な人との思い出を残す

遠くに住む家族や友人との会話を、思い出として残しておきたい場合にも使えます。

ただし、録音を保存したり、ほかの人に聞かせたりする場合は、相手の気持ちやプライバシーに配慮しましょう。

7.利用する前に知っておきたい注意点

便利な機能ですが、いくつか制限があります。

  • 対象は基本的に1対1のLINE通話です。グループ通話では利用できません。
  • 録音できる時間は、音声通話で最大約1時間です。
  • ビデオ通話の録画時間は画質によって約20分または約50分です。
  • 文字起こしは日本語の音声通話に対応しています。
  • 文字起こしを使うには、通話前に設定をオンにする必要があります。
  • 録音データは、機種変更やLINEの再インストールで削除される場合があります。

大切な録音は、必要に応じて端末などに保存しておきましょう。

また、録音データには相手の声や個人情報が含まれることがあります。むやみにSNSなどへ公開しないようにしましょう。

料金はずっと無料なの?

ここも気になるところですね。

2026年10月現在、LINEラボでの先行提供期間中は、すべてのLINEユーザーが無料で試すことができます。

ただし、LINEヤフーの発表では、LINEラボでの提供終了後は、今冬以降に「LYPプレミアム」のスタンダードプランおよびwith Netflixプランの会員特典として正式提供する予定とされています。

つまり、今後もずっと無料で使えると決まったわけではありません。

正式提供の時期や料金については、LINEからの最新のお知らせを確認しましょう。

LINEの通話録音とは別に、スマホ本体の電話アプリにも録音機能がある場合があります。

iPhoneの場合

iPhoneでは、対応するiOS・機種・地域で、電話アプリの通話録音機能が利用できます。

通話中に録音操作を行うと、相手にも録音開始の音声案内が流れます。録音はメモアプリの「通話録音」フォルダなどから確認できます。

ただし、iOSのバージョンや利用できる地域によって異なります。

自分のiPhoneで利用できるか、Appleの公式案内を確認してください。

Androidの場合

Androidは、機種や電話アプリ、携帯電話会社などによって録音機能の有無や操作方法が異なります。

電話アプリの通話中画面に「録音」ボタンがあるか確認してみましょう。

見当たらない場合は、スマホメーカーの公式サポートで確認するのがおすすめです。

なお、録音をうたう知らないアプリを安易にインストールするのは避けましょう。個人情報や通話内容を扱うため、提供元や利用条件をよく確認してください。

まとめ:便利な録音機能、でも一番大切なのは落ち着いて対応すること

LINEに新しく登場した「通話レコーディング」は、会話を録音できるだけでなく、文字起こしまでできる便利な機能です。

家族との約束を確認したり、大切な説明を聞き直したり、思い出を残したりと、使い道はいろいろあります。

詐欺電話が心配な方にとっても、あとから会話を確認する手段の一つになるでしょう。

ただし、録音すれば詐欺を防げるわけではありません。

お金や口座、暗証番号の話が出たら、まず電話を切る。家族や公的な窓口に相談する。

スマホの便利な機能を上手に使いながら、慌てず、焦らず、安全に暮らしていきたいですね。

スマホは、使い方を知ると暮らしの心強い味方になります。


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