演歌は歌えるのにバラードは難しい?シニアのカラオケがもっと楽しくなる5つのコツ!

カラオケに行くと、ついつい歌ってしまうのが演歌。

北島三郎、五木ひろし、石川さゆり、美空ひばり……。若い頃から聴き慣れた歌は、歌詞もメロディーも頭に入っていて、自然と声が出てきます。

ところが、最近のJ-POPやバラードを歌おうとすると、どうでしょう?

「あれ?音程が取れない!」

「歌詞は分かるのに、リズムが合わない!」

「なんだか歌っていても、演歌のようになってしまう……」

こんな経験はありませんか?

実は、演歌とバラードでは、歌い方に少し違いがあります。

でも、心配はいりません。

演歌を歌ってきた人には、歌詞に感情を込める力や、声を揺らすビブラートなど、すでに素晴らしい技術が身についています。

それを少し変えるだけで、歌えるジャンルが広がるかもしれません。

今回は、演歌好きのシニア世代に向けて、バラードやJ-POPを上手に歌うコツをご紹介します。

目指すのは、カラオケの採点で100点を取ることではありません。

「おっ、今日はいつもと違う歌が歌えた!」

そんな小さな喜びを増やしていきましょう。

演歌は歌えるのにバラードは難しい?シニアのカラオケがもっと楽しくなる5つのコツ!

演歌は歌えるのに、バラードやJ-POPは難しいと感じるシニアの方へ。演歌とポップスの歌い方の違い、音程・リズム・呼吸・ビブラートのコツ、カラオケで上達する練習方法を分かりやすく紹介します。70代からでも新しい歌に挑戦して、カラオケをもっと楽しみましょう。

1.なぜ演歌は歌えるのに、バラードは難しいのか?

まず、演歌とバラードの違いを考えてみましょう。

演歌には、独特の歌い回しがあります。

  • こぶしを効かせる
  • ビブラートで声を揺らす
  • 歌詞の一つひとつに感情を込める
  • 音を伸ばして情感を表現する

一方、バラードやJ-POPでは、比較的まっすぐな声で歌ったり、細かなリズムの変化に合わせたりする曲も多くあります。

もちろん、バラードにもビブラートを使う歌手はいますし、演歌にもまっすぐ歌う部分があります。

ただ、演歌に慣れている人がポップスを歌うと、知らず知らずのうちに演歌独特の節回しが出てしまうことがあります。

例えば、バラードの歌詞を歌っているのに、気がつけば演歌のこぶしが入っている。

「あれ?この曲、こんなに演歌っぽかったかな?」

歌っている本人が一番びっくりします(笑)。

まずは、ジャンルによって歌い方を少し変えることを意識してみましょう。

2.バラードを上手に歌うための5つのコツ

① 最初は「こぶし」を少しお休みする

演歌好きの方に、まず試してほしいことです。

バラードを歌うときは、最初からこぶしを入れようとせず、音程をまっすぐ出すことを意識してみましょう。

例えば、伸ばす音があったら、途中で音を揺らさず、同じ高さのまま声を伸ばしてみます。

これを意識するだけでも、歌の印象が変わります。

演歌で鍛えたこぶしは捨てる必要はありません。

必要なところで使えばよいのです。

いわば、演歌用の道具箱から、今日は別の道具を取り出すようなものですね。

② 歌詞を追いかけず、メロディーを先に覚える

バラードで難しいのが、音程の変化です。

歌詞を目で追いながら歌っていると、次の音が分からなくなることがあります。

そこで、おすすめなのが次の練習です。

  1. まず原曲を歌詞を見ずに聴く。
  2. メロディーの上がり下がりを覚える。
  3. 次に歌詞を見ながら聴く。
  4. 最後に一緒に口ずさんでみる。

特にサビの部分を繰り返し聴くと効果的です。

歌詞を覚えることと、メロディーを覚えることは別の作業です。

まずは鼻歌でメロディーを再現できるようにしてみましょう。

③ リズムは演歌とは少し違う!言葉の出し方を意識する

演歌は、歌詞をゆったりと歌い上げる曲も多いですね。

しかし、J-POPや最近のバラードには、言葉を細かく刻んだり、少し遅らせたり、リズムに乗せて歌う曲もあります。

ここで大切なのは、伴奏をよく聴くこと。

最初から歌詞を追いかけるのではなく、ドラムやピアノのリズムを感じてみましょう。

おすすめは、歌う前に手で軽くリズムを取ることです。

歌いながら足でリズムを取るのもいいですね。

ただし、手と足と歌が全部バラバラになったら大変です(笑)。

最初は手拍子だけでも十分です。

④ 息を上手に使うと、バラードらしくなる

バラードでは、長い音を伸ばす場面がよくあります。

途中で息が切れてしまうと、せっかくの歌が苦しく聞こえてしまいます。

そこで、次のことを意識してみましょう。

  • 歌い出す前に自然に息を吸う。
  • お腹や体をリラックスさせる。
  • 一息で歌う範囲を意識する。
  • 声を最初から大きく出しすぎない。

特に、歌い始めから力いっぱい声を出すのは避けたいところです。

最初は優しく、サビに向かって少しずつ気持ちを盛り上げる。

これだけでも、バラードらしい表現に近づきます。

⑤ ビブラートは最後の仕上げに使う

演歌好きの方は、ビブラートが得意な人も多いと思います。

しかし、バラードでは最初から最後まで声を揺らす必要はありません。

例えば、歌の最後の長い音だけ、自然にビブラートを使ってみる。

あるいは、まっすぐ伸ばして最後だけ少し揺らす。

そんな歌い方も素敵です。

大切なのは、ビブラートを使うことではなく、歌の雰囲気に合った表現をすることです。


3.シニアにおすすめ!演歌からバラードへ挑戦する曲選び

いきなり難しい曲に挑戦する必要はありません。

最初は、メロディーが覚えやすく、ゆったりした曲から始めましょう。

例えば、こんな曲はいかがでしょうか。

歌手曲名挑戦するポイント
徳永英明レイニー ブルー優しい声の出し方
小田和正たしかなことまっすぐな音程
玉置浩二メロディー感情の込め方
福山雅治桜坂力を抜いた歌い方
中島みゆき糸歌詞の表現力
井上陽水少年時代自然な声とリズム

※曲によっては音域が広いので、自分の声に合わせてキーを調整しましょう。

演歌とは違った歌い方を試すには、ちょうどよい練習になると思います。

おすすめは、まず「少年時代」や「桜坂」のような、比較的ゆったりした曲から始めることらしいのですが、自分で歌いやすい曲を選んで練習するのがコツだと思います。

4.カラオケで上達するための練習方法

ここからは、実際の練習方法です。

私がおすすめするのは、原曲を何度も聴いてから歌う方法です。

ステップ1:原曲を3回聴く

1回目は、歌詞を見ずに聴きます。

2回目は、歌詞を見ながら聴きます。

3回目は、歌手の息継ぎや声の強弱に注目します。

歌手がどこで息を吸い、どこで声を弱くし、どこで盛り上げるのか。

そんなところまで聴くと、歌の印象が変わってきます。

私は覚えが悪いので数十回聞いています(笑)

ステップ2:サビだけを練習する

最初から最後まで完璧に歌おうとすると、疲れてしまいます。

まずはサビだけを練習しましょう。

サビが歌えるようになると、曲全体への自信もついてきます。

ステップ3:自分に合ったキーに変更する

カラオケで原曲キーにこだわる必要はありません。

高い音が苦しければキーを下げる。

低すぎて声が出なければキーを上げる。

自分が無理なく歌える高さを探すことが大切です。

男性が女性の曲に挑戦したり、女性が男性の曲に挑戦したりする場合も同じです。

ステップ4:スマホで自分の歌を録音する

これは、ぜひ試してほしい方法です。

自分では上手に歌っているつもりでも、録音して聴くと意外な発見があります。

「あれ?ここで音が下がっている」

「この部分は思ったより声がきれいに出ている」

最初は自分の声を聴くのが少し恥ずかしいかもしれません。

でも、録音は上達のための鏡です。

スマホの録音機能を使って、少しずつ確認してみましょう。


5.カラオケの採点に振り回されないことも大切

最近のカラオケには、精密採点など、さまざまな採点機能があります。

音程、リズム、ビブラート、表現力などを評価してくれます。

上達の目安として使うのはよいことです。

でも、点数がすべてではありません。

90点を取っても、本人が楽しくなければ少し寂しい。

反対に、80点でも友人から「今日の歌、よかったよ!」と言われたら、それはうれしいものです。

採点機能は先生ではなく、参考にする道具。

歌の楽しさまで点数に決めてもらう必要はありません。


6.演歌もバラードも歌えるシニアを目指そう!

年齢を重ねると、どうしても慣れ親しんだ歌ばかり選んでしまいます。

それは決して悪いことではありません。

演歌には演歌の魅力があります。

しかし、せっかくカラオケを楽しむなら、少し違うジャンルにも挑戦してみませんか?

昔の歌謡曲、フォークソング、バラード、J-POP。

新しい歌を覚えることは、脳への刺激にもなりますし、何より新鮮な楽しみが増えます。

最初はうまく歌えなくても大丈夫。

「今日はサビだけ歌えた!」

「前より音程が合った!」

そんな小さな進歩を楽しみましょう。

演歌で鍛えた表現力は、きっと別のジャンルでも役に立ちます。


まとめ:カラオケは何歳からでも新しい挑戦ができる!

演歌が得意な人にとって、バラードやJ-POPは少し難しく感じるかもしれません。

でも、歌い方を少し変え、原曲をよく聴き、無理のないキーで練習すれば、少しずつ歌えるようになっていきます。

大切なのは、上手に歌うことだけではありません。

新しい曲に挑戦する楽しさ。

以前は歌えなかった曲が歌えるようになる喜び。

そして、仲間と一緒に笑いながらマイクを握る時間です。

私も、演歌だけでなく、いろいろなジャンルの曲に挑戦していきたいと思っています。

さて、次のカラオケでは何を歌いましょうか?

いつもの演歌もいいけれど、今日はちょっと気分を変えてバラードに挑戦!

ただし、最初から難しい曲を選ぶと、途中で演歌に戻りたくなるかもしれません(笑)。

歌は楽しんだ人が一番!

何歳になっても、新しい歌に出会える人生でありたいですね。

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