【緊急注意!国家サイバー統括室】ホームページは大丈夫?PHPの重大な脆弱性と対処法は?
突然のセキュリティニュース、何をすればいいの?
最近、インターネットで気になるニュースが流れています。
それは、「PHPに重大な脆弱性が見つかった」というものです。
国家サイバー統括室などから注意喚起があり、ホームページの管理者に対して、修正プログラムを速やかに適用するよう呼びかけられています。
「PHPって何?」
「WordPressでブログを書いているけれど、私も関係あるの?」
「バリュードメインを使っているけれど、どこを操作すればいいの?」
そんな疑問を持たれた方も多いのではないでしょうか。
特に、私も含めシニア世代で自分のブログやホームページを運営している方にとっては、専門用語ばかりで、何から手を付ければよいのか分かりにくい問題です。

私は朝から思わずホームページのバックアップをしました。
しかし、必要以上に慌てることはないようです。
大切なのは、問題の意味を理解し、自分のホームページが安全に管理されているかを確認することです。
今回は、WordPressを利用している方に向けて、PHPの脆弱性とは何か、そして、どのように対応すればよいのかを調べてみました。
【緊急注意!国家サイバー統括室】ホームページは大丈夫?PHPの重大な脆弱性と対処法は?
2026年10月に公表されたPHPの重大な脆弱性について、WordPressでブログやホームページを運営する初心者向けに解説。バリュードメイン利用者が確認すべきPHPのバージョン、レンタルサーバーへの問い合わせ方法、安全な更新手順をわかりやすく紹介します。
ホームページが乗っ取られる?WordPress利用者が今すぐ確認したいこと
1.そもそもPHPとは何でしょう?
まず、PHPという言葉から説明しましょう。
PHPとは、ホームページを動かすために使われるプログラミング言語の一つです。
例えば、私たちがWordPressでブログを書くとします。
記事の文章を入力し、写真を貼り付け、「公開」ボタンを押すと、読者がインターネットで記事を読めるようになります。
その裏側では、さまざまなプログラムが動いています。
PHPは、その仕組みを支える重要な存在です。
家に例えるなら、次のような関係です。
- WordPress: 家の中にある家具や設備
- PHP: 家を動かすための仕組み
- レンタルサーバー: 家を建てる土地や建物の基盤
- 独自ドメイン: インターネット上の住所
厳密にはそれぞれ役割が異なりますが、このように考えるとイメージしやすいでしょう。
つまり、WordPressを使っている場合、PHPはホームページを動かすための重要な土台なのです。
2.今回のPHPの脆弱性は何が問題なの?
2026年10月21日、PHPの開発チームから、重大な脆弱性を修正するセキュリティ更新プログラムが公開されました。
今回の問題では、適切な修正が行われていない環境に対して、攻撃者が不正なプログラムを実行させるなどの被害につながる可能性があります。
専門用語では「リモートコード実行」と呼ばれる攻撃につながり得る問題です。
簡単に言えば、外部の攻撃者が、インターネットを通じてサーバー上で不正な処理を実行できてしまう危険性があるということです。
もしホームページが攻撃を受ければ、設定や環境によっては、サイトの改ざんや情報への不正アクセスなどにつながるおそれがあります。
ただし、脆弱性が見つかったことと、自分のホームページがすでに攻撃されたことは別です。
必要以上に不安になるのではなく、利用しているサーバーが適切に対策されているかを確認しましょう。
PHPの開発チームは修正版を公開しており、WordPress公式も、利用者に対してサーバー側のPHP更新状況を確認するよう案内しています。
3.WordPressを使っている人は全員、対象になるの?
ここは大切なポイントです。
WordPressを使っているからといって、必ずしも自分でPHPを更新しなければならないわけではありません。
PHPは、通常、利用者のパソコンではなく、ホームページを置いているサーバー側で動いています。
そのため、まず確認したいのは、契約しているレンタルサーバーが今回のセキュリティ対策を実施しているかどうかです。
レンタルサーバーによっては、提供会社がPHPの修正プログラムを適用している場合があります。
その場合、利用者が自分で操作しなくても対策が済んでいる可能性があります。
一方、サーバー側で更新が必要な場合は、PHPのバージョン変更などの対応が必要になることがあります。
ここで注意したいのは、WordPress本体を更新するだけでは、PHPそのものの脆弱性への対策が完了するとは限らないことです。
WordPressの更新と、サーバー側のPHPの更新は、別の作業として考えましょう。
4.バリュードメインを使っている場合、何を確認すればいい?
ここからは、実際の対応について説明します。
まず、バリュードメインを利用している方は、自分がどのような契約をしているかを確認しましょう。
バリュードメインはドメインの登録・管理などを提供していますが、WordPressを動かしているサーバーの契約先や管理方法は、利用しているサービスによって異なります。
そのため、「バリュードメインを使っているから、PHPの設定も必ず同じ画面にある」とは限りません。
最初に確認すること
次の3点を確認しましょう。
- ホームページのドメインをどこで管理しているか
- WordPressを設置しているレンタルサーバーはどこか
- そのサーバーで、PHPのセキュリティ更新が実施されているか
例えば、バリュードメインでドメインを管理し、別の会社のレンタルサーバーにWordPressを設置している場合、PHPの更新は、そのレンタルサーバー側で行うことになります。
まずは、レンタルサーバーの契約情報や、ホームページを開設したときのメールを確認してみましょう。
分からない場合は、無理に判断せず、問い合わせるのが確実です。
5.自分のWordPressでPHPのバージョンを確認する方法
WordPressには、サイトの状態を確認する機能があります。
管理画面にログインできる方は、次の手順でPHPのバージョンを確認できます。
確認手順
① WordPressの管理画面にログインします。
② 左側のメニューから「ツール」を選びます。
③ 「サイトヘルス」を開きます。
④ 「情報」のタブを選びます。
⑤ 「サーバー」の項目を開きます。
ここに、PHPのバージョンなどが表示されます。
WordPress公式でも、この方法でPHPのバージョンを確認できると案内しています。
ただし、バージョンが表示されることと、必要なセキュリティ修正が適用されていることは同じではありません。
表示されたバージョンを確認したうえで、レンタルサーバーの公式案内も確認しましょう。
また、PHPのバージョンが古い場合は、更新が必要になる可能性があります。
自分で判断できなければ、表示されたバージョンを控えて、サーバーのサポート窓口に問い合わせるとよいでしょう。
6.PHPを更新するときに気を付けたいこと
「それなら、PHPを新しいバージョンに変更すればいいのですね?」
そう考える方もいるでしょう。
基本的には、セキュリティ修正が適用された、サポート対象のPHPを利用することが重要です。
ただし、PHPのバージョンを変更すると、WordPressのテーマやプラグインとの相性によっては、ホームページが正常に動かなくなる場合があります。
そのため、確認せずに、いきなり設定を変更することはおすすめしません。
作業前には、次の点を確認しましょう。
- ホームページのバックアップを取る
- レンタルサーバーの公式案内を確認する
- 使用中のWordPressやプラグインが対応しているか確認する
- 変更後にホームページが正常に表示されるか確認する
特に、プログラムの知識がない方は、サーバーのサポートに相談しながら進めると安心です。
なお、バックアップを取っただけで、脆弱性への対策が完了するわけではありません。バックアップは、更新時のトラブルや万一の被害に備えるためのものです。
7.サーバー会社に問い合わせるときは、この文章で大丈夫!
「何を質問すればよいか分からない」という方もいるでしょう。
そんなときは、次の文章を参考にしてください。
レンタルサーバーの問い合わせ窓口に、メールや問い合わせフォームから送ることができます。
【問い合わせ文例】
件名:PHPの重大な脆弱性に関する対応状況の確認
現在、WordPressでホームページを運営しています。
2026年10月21日に公表されたPHPの重大な脆弱性について、利用しているサーバーが影響を受けるかどうかを確認したく、ご連絡しました。
以下の点について教えていただけますでしょうか。
1.現在利用しているPHPに、今回の脆弱性への修正が適用されていますか。
2.利用者側でPHPのバージョン変更などの操作が必要でしょうか。
3.操作が必要な場合、WordPressの表示やプラグインへの影響を避けるため、どのように対応すればよいでしょうか。
パソコンやプログラムに詳しくないため、必要な操作があれば、できるだけ分かりやすく教えていただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
このように問い合わせれば、自分で難しい判断をする前に、サーバー会社から具体的な案内を受けられます。
8.今後も安心してブログを続けるために
今回のニュースをきっかけに、日頃のホームページ管理も見直してみましょう。
WordPress本体を更新する
WordPressの更新通知が表示されたら、内容を確認し、適切に更新しましょう。
プラグインを更新する
長期間更新していないプラグインは、セキュリティ上の問題につながる場合があります。
使っていないプラグインは、必要性を確認したうえで削除を検討しましょう。
バックアップを取る
記事や写真などの大切なデータを守るため、定期的にバックアップを取っておきましょう。
管理画面のパスワードを適切に管理する
推測されにくいパスワードを設定し、利用できる場合は二段階認証なども活用しましょう。
サーバー会社からのお知らせを確認する
セキュリティ上の重要な案内が届いたら、放置せずに内容を確認しましょう。
ただし、更新を装った偽メールもあるため、不審なメールに記載されたリンクからログインするのは避け、公式サイトから確認する習慣を付けましょう。
まとめ:分からないときは、無理に操作しないことも大切
今回のPHPの重大な脆弱性は、WordPressでホームページを運営している方にとって、決して無視できない問題です。
しかし、専門用語が分からないからといって、ブログを続けられないわけではありません。
大切なのは、次の3点です。
① 自分のホームページを置いているサーバーを確認する。
② PHPのセキュリティ対策が実施されているか確認する。
③ 操作が必要なら、サーバー会社に相談してから対応する。
バリュードメインを利用している方も、まずはドメイン管理とサーバー管理の違いを確認してみましょう。
そして、PHPのバージョン変更などを求められた場合は、バックアップや互換性を確認してから作業してください。
分からないまま設定を変更して、ホームページが表示されなくなってしまっては大変です。
「分からないから放置する」のではなく、「分からないから、まず確認する」。
それが、自分の大切なホームページを守るための第一歩です。
これからも安心してブログを書き続けるために、今回のニュースをきっかけに、ホームページの安全管理を見直してみませんか?
- WordPress公式のPHP重大脆弱性に関する案内 — 今回の問題と、サーバー側で確認すべきことが説明されています。
- PHP公式サイトのセキュリティ情報 — 修正されたPHPのバージョンを確認できます。
- IPA(情報処理推進機構)の注意喚起 — 日本語で今回の問題について確認できます。
最後に、今回のケースで特にお伝えしたいこと
今回のご相談では、バリュードメインを利用してWordPressを運営されているとのことでしたね。
まずは、PHPのバージョンを慌てて変更するよりも、サーバー会社が今回の修正を適用しているか確認することを優先してください。
また、PHP 8.2より前のバージョンは、PHP公式プロジェクトによる通常のセキュリティサポートが終了しているため、注意が必要です。今回の修正では、PHP 8.2.35、8.3.36、8.4.27、8.5.12などの修正版が公開されています。PHP
ただし、これらの数字を見て、すぐに自分でバージョン変更をする必要があるとは限りません。サーバー会社の管理方法や、WordPressのテーマ・プラグインとの互換性も関係します。
もし、利用しているサーバーが「コアサーバー」なのか、それとも別のサービスなのかが分かれば、次はその管理画面で何を確認すればよいか、具体的な手順に絞ってご案内できます。
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